身につける者を災いから守り、神秘的な力を与えるモチーフのハワイアンジュエリー


ハワイの伝統的な宝飾品として歴史を持つハワイアンジュエリー。
その起源は、19世紀後半、ハワイ王朝最後の女王であるリリウオカラニ女王が、イギリスのヴィクトリア女王が身につけていた喪服用のジュエリー(モーニングジュエリー)に影響を受けたことに始まります。
イギリス王室にルーツを持つハワイアンジュエリーは、その後ハワイ独自の文化や価値観を反映し、王室だけではなく、家族や自然を愛する人々のためのジュエリーとして位置付けられてきました。
象徴的な装飾として、ゴールド素材に手彫りの彫刻、そしてブラックエナメルのレタリングなどが挙げられますが、もっとカジュアルに楽しめるモチーフジュエリーも人気です。
特にプレゼントにも最適なハワイアンジュエリーとして人気なのが、身につける者を災いから守り、神秘的な力を与えるといった意味のあるモチーフジュエリーです。どんなモチーフがあるのか見ていきましょう。

ホヌ(ウミガメ)

ホヌ(Honu)とはハワイの言葉でウミガメのこと。
ハワイにはウミガメを見ることができる場所がいくつかあり、オアフ島のワイキキビーチやノースショア、マウイ島のワイレアビーチ、ハワイ島のポホアビーチなどが有名です。
ハワイでは昔からウミガメが泳ぐ海にはサメがいないと云われ、ホヌは災いから守ってくれる海の守り神とされてきました。また、そのゆったりと泳ぐ姿から、ホヌは神の使いであり、背中に幸運を乗せて運んで来てくれるとも云われています。

また、ホヌに関する伝説も残されており、昔ハワイの海辺で子供がサメに襲われる事故が多発した時に、そこに現れたホヌが子供たちの姿に化けて身代わりになり、子供たちを救ったと云われています。

そして今でもホヌは海の危険や災いから身を守ってくれる存在として尊ばれ、ハワイアンジュエリーのモチーフとして代表的な存在になりました。

身につける者を災いから守り、また幸運をもたらすラッキーモチーフとして、特にマリンスポーツをする人におすすめのホヌのハワイアンジュエリー。
ペンダントトップやネックレスが人気ですが、小さなチャームが付いたブレスレットやピアスなどもさりげなくつけられますので、プレゼントにおすすめです。

ラ(太陽)

ラ(La)とはハワイの言葉で太陽のこと。
世界中のどの大陸からも一番遠い位置にある常夏の島ハワイでは、何にもさえぎられることなく太陽の光が降り注ぎます。

太陽は地球上の全ての生命の維持に欠かせない光や熱の源。
そのパワーは、あらゆる災いを跳ね除ける魔除けとして、また成長や成功のシンボルとしてあがめられ、また人の心を明るく照らす存在として人々の拠り所となってきました。

ハワイの言葉で太陽は「La(ラ)」とお伝えしましたが、マウイ島には「Haleakala(ハレアカラ)」という名前の休火山があり、その名前は「太陽の家」という意味です。標高3,055mの山頂からの壮大な日の出と日の入りの眺めは素晴らしく、その尊厳な姿はマウイ島の象徴であり、その姿を讃える歌も残っています。

また、ハワイ神話の中において太陽の光を浴びて育つ作物を食べて生きる人間は、「Keiki O Ka La(太陽の子供)」と呼ばれており、自然界にはマナ(魂)が宿るとされるハワイ信仰の中で、太陽に対する敬意が表れているのが分かります。

さらに、太陽にまつわるハワイ神話には、英雄マウイが登場するものもあります。
かつて太陽は非常に早く空を駆け抜けており、昼間の時間が短く、ほとんどが夜でした。そこで英雄マウイが太陽に直接交渉をした結果、太陽の光がたくさんハワイ諸島に注がれるようになったといいます。常に天候に恵まれ、雨の後には必ずと言ってよいほど虹が見られるのは、英雄マウイのおかげなのですね。

全ての災いを跳ね除けるパワーを持ち、身につける者を災いから守る太陽モチーフのハワイアンジュエリー。人気のモチーフなので、ペンダントトップやネックレス、また小さなチャームやピアスなど、デザインも豊富です。お守りとして、また何か新しいことを始める時に成功を約束するラッキーモチーフとしておすすめです。

ホースシュー(馬蹄)

モダンでカジュアルなハワイアンジュエリーとして、リングやペンダントトップなどホースシュー(馬蹄)モチーフも人気です。

ホースシューとは、主に馬の蹄を保護するために装着されるU字型の保護具ですが、もともと火山島であるハワイには、牛や馬は生息していませんでした。
ハワイにおける牧畜は、18世紀以降にヨーロッパの人々が持ち込んだ牛や馬に始まります。その後、外来種の牛や馬が野生化し、ハワイの環境を荒らす事態に見舞われます。そこでカメハメハ3世が牧畜技術を輸入し、ハワイにもパニオロと呼ばれるカウボーイが誕生、今ではフラなどと融合してハワイ固有の伝統文化として位置付けられています。

一方ヨーロッパでは、昔から魔除けとしてホースシューを扉に打ち付ける習慣がありました。
その起源には諸説あるのですが、有名なものでは後にカンタベリー大司教(イギリス国教会の大主教)となった鍛冶屋の聖ダンステンの話があります。ある日、悪魔が聖デンステンの元へ馬の蹄鉄を修理して欲しいとやって来ます。そこで彼は悪魔の足に思い切り蹄鉄を打ち付け、痛がる悪魔に扉に蹄鉄が留められている時は絶対中に入らないと約束をさせたことから、蹄鉄が魔除けとして使われるようになったと云われています。

さらに歴史をさかのぼれば、アイルランド人の祖先であるケルト人が、神話の中で語られるダーナ神族を鉄器と騎馬で打ち倒したことから、妖精や邪気など異界の住人は鉄器を嫌うと伝えられ、幸運のシンボルにもなりました。

魔除け、そして幸運のシンボルとしてヨーロッパで信仰されてきたホースシューは、リングやペンダントトップなどハワイアンジュエリーでも人気が高いモチーフになっていますが、つける時の向きとして、上向きと下向きの両方が見られます。意味がどう違うかご存知ですか?

地域や文化によって異なりますが、一般的に上向きは上方から幸運を受け入れてため込み、下向きは不運を落とし払いのけると云われています。ジュエリーを身につける時も、幸運を呼び込みキャッチしたい時には上向きに、災いから守り魔除けの意味を持たせたい時には下向きにつけるのが良さそうですね。

クロス

クロスモチーフは宗教的な象徴である十字架をデザインしたもので、一般的なジュエリーのデザインとしてとてもポピュラーですが、ハワイアンジュエリーでも人気のモチーフになっています。
特にネックレスやペンダントトップなどは、チェーンの長さにかかわらずバランス良く決まるので、宗教的な意味とは関係なくファッションの一部として、メンズ、レディース共に最もデザインが豊富な人気のモチーフと言えるのではないでしょうか。
クロスは「地」「水」「火」「風」の4つの要素で構成されており、天と地のバランスを整えるという役割があることから、身につける者を災いから守り、神秘的な力を与えるモチーフとされています。
また、十字の形は天と地が交差する様子で、それは時間や時空を超えるといった意味を持ち、すなわち永遠性を表しているとも云われています。そのため、「永遠の誓い」「守護」といった想いを込めた、大切な人へのプレゼントに選ばれることも多いモチーフで、カップルジュエリーの定番とも言える存在です。

 

 

いかがでしたでしょうか。
身につける者を災いから守り、神秘的な力を与えるといった意味のあるモチーフは、ハワイアンジュエリーの中にもたくさん見ることができましたね。
それは、古来ハワイから伝えられてきたもの、ヨーロッパからもたらされたもの、そしてハワイの文化とヨーロッパの文化が融合して生まれた独自のものと、それぞれに深い歴史があることもわかりました。
どれも人気のあるモチーフなので、災いを跳ね除ける非常の強いパワー感じるボリュームのあるリングやペンダントトップ、普段のお仕事の時にもつけられるさりげないネックレスやピアスなど、デザインも豊富です。
是非、ご自身のお守りとして、または大切な人へのプレゼントとして、身につける者を災いから守り、神秘的な力を与えるという意味のお気に入りのハワイアンジュエリーを見つけて下さい。

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