「使い捨て」ではない「資産」となる本物のハワイアンジュエリー

「サイズ直しができずに手放してしまった…」
「安くてデザインも好きだったけど、すぐに変色してしまった…」
過去にアクセサリー選びで、そんな「後悔」をした経験はありませんか?
せっかくハワイアンジュエリーと出会うなら、数年で「寿命」が来てしまうものではなく、10年後も、その先もずっと輝き続けるものを選びたいですよね。
実は、見た目は似ていても、 ワンシーズンの楽しみで終わる 「アクセサリー」と、孫の代まで受け継げる「ジュエリー」には、素材と作りに明確な違いがあります。
この記事では、あなたがこれから出会う宝物で後悔しないために知っておきたい、「一生モノのジュエリーを見極めるための知識」についてお話しします。
目次
使い捨てか、一生モノか|ジュエリーとアクセサリーの違い
「見た目は似ているのに、なぜこんなに価格が違うの?」
ショップでそう疑問に思ったことはありませんか?
実は、「アクセサリー」という枠組みの中に、特別な素材を使った「ジュエリー」というカテゴリーが存在します。
「ジュエリー」になるかどうかの境界線は、「素材」にあり、そこから生まれる「お直しできるか」「資産になるか」という決定的な違いで、価格の差が生まれているんです。
「アクセサリー」は、あらゆる素材を含む、すべての装飾品

アクセサリーとは「素材や品質に決まりがない、装身具全般を指す総称」です。
ネックレス、リング、ピアス、ブレスレットのほか、広義には帽子やベルト、サングラスなども含まれます。
素材や品質に決まりはなく、ステンレス、真鍮(しんちゅう)、合金、ガラス、布、レザー、合成石、人造石、模造石など、多岐にわたる素材で作られます。
金属アレルギーに優しい素材であったり、手頃な価格でトレンドのデザインを楽しめるのが最大の魅力ですが、素材によっては「壊れたら終わり」の使い捨てになってしまう側面も持っています。
「ジュエリー」は、貴金属と天然宝石のみ、価値のある宝飾品

一方、ジュエリーと呼ばれるためには明確なルールがあります。
それは、「金(ゴールド)、銀(シルバー)、プラチナなどの貴金属、および天然宝石を用いた装身具」であることです。
ジュエリーの定義(日本ジュエリー協会より)
- 貴金属:金、銀、白金族(プラチナ、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、イリジウム、オスミウム)の計8種類のいずれかで作られているもの。
- 天然宝石:自然界で生成された鉱物、岩石、有機物(人為的処理が施されたものも含む)を用いているもの。
さらにジュエリーの中でも、品質によって細かく呼び分けられています。
- ファインジュエリー:K18以上のゴールドやプラチナ、希少価値の高い宝石を使用した上質なジュエリー。婚約指輪や結婚指輪などの一生モノのジュエリーによく選ばれている。
- デミファインジュエリー:K9〜K14ゴールドを使用したジュエリー。品質にはこだわりつつ、 ファインジュエリーよりも手頃な価格帯で楽しめるのが魅力。
「ジュエリー」となる貴金属について
1. 金(ゴールド):純度と色味のバランス

金は「K(カラット)」という単位で純度を表します。
数字が大きいほど金の量が多いのですが、純金(K24)のままでは柔らかすぎて、ジュエリーとして使うとすぐに変形してしまいます。そこで、銀や銅などを少し混ぜて、強度を高めているんです。
- K24 (純金):金の純度99.9%。資産価値は最高ですが、柔らかく傷つきやすいため、日常使いのジュエリーにはあまり用いられません。
- K18 (18金):金の純度75%。変色しにくく資産価値も高いため、上質なジュエリーや結婚指輪によく使われます。
- K10 (10金):金の純度約42%。手頃な価格で楽しめますが、金の比率が下がるため、K18に比べると少し変色しやすくなります。
また、配合する金属によって色味を変えられるのもゴールドの魅力です。
- イエローゴールド (YG):銀や銅を配合。K18は鮮やかな金色、K14は少し落ち着いた上品な金色になります。
- ピンクゴールド (PG):銅を多く配合して赤みを出したもの。銅が多いK14の方が、より赤みが強く鮮やかなピンク色を楽しめます。
- ホワイトゴールド (WG):パラジウムなどを配合し、ロジウムコーティングを施してプラチナのような白さを表現しています。
詳しくは「K18、K14、K10の違いとは?|ゴールドジュエリーの選び方」もご覧ください。
2. 銀(シルバー):使い込むほど味が出る素材

シルバー製品によくある「SV925」や「Sterling」という刻印。これは銀が92.5%含まれている証です。
「シルバーは錆びる」と誤解されがちですが、黒ずみの原因は「硫化」という反応で、空気中や汗に含まれる硫黄成分に反応して表面が黒くなる現象なんです。
専用のクロスで磨いてあげれば、また美しい輝きが戻るのが特徴です。手をかけるほど愛着が湧くのも、シルバーならではの楽しみ方と言えるかもしれません。
3. プラチナ:純粋な白さと耐久性

日本で結婚指輪として最も人気があるのがプラチナです。「PT950(95%)」や「PT900(90%)」と表記されます。プラチナはもともとが白い金属であるため変色せず、粘り強い性質を持つため、小さな爪で宝石を留めるデザインにもぴったり。いつまでも変わらない白さから、永遠の愛を誓う素材として選ばれています。
ジュエリーとアクセサリーの違いは、「お直しできるか」「資産になるか」
ジュエリーとして認められる貴金属は、いずれも「修復ができる」「資産になる」という嬉しい特徴があります。
ジュエリー(ゴールド・シルバー・プラチナ)の特徴
- 形を変えられる: サイズ直しや、切れたチェーンの修復が可能です。
- 何度でも蘇る: 傷ついたり黒ずんでも、研磨すれば新品同様の輝きが戻ります。
- 資産になる: 素材そのものに世界共通の価値(相場)があり、資産として残ります。
一方で、ジュエリー以外のアクセサリーは、「修理や加工が難しい」素材が多いのが実情です。
特にステンレスやチタンといった硬い金属は、一度作ると加工が難しく、万が一チェーンが切れたりサイズが変わったりした時に、お直しができず「使い捨て」になってしまうことがあります。
また、貴金属ではないため、資産としての価値もほとんどありません。
こういった理由から、似たような見た目のアクセサリーでも、価格に大きな違いが生まれているんですね。
そのハワイアンジュエリー、「本物」ですか?

ハワイアンジュエリーの世界でも、素材にこだわり、伝統的な技法で作られた「本物」と、見た目を似せた「ハワイアン風」のものが混在しています。名前こそ同じですが、そこには品質と魂において、大きな違いがあります。
ステンレス製などは「ハワイアン風アクセサリー」に
ステンレスやチタンなどで作られたハワイアンジュエリーは、金属アレルギーにも優しく、安価ですが、厳密にはこれらは「ジュエリー」ではなく「アクセサリー」に分類されます。
そのため「ハワイアンジュエリー」とは正確には異なるカテゴリの製品なんです。
ステンレス製ハワイアンジュエリーの特徴
- 加工の限界:非常に硬い素材のため、 繊細な「手彫り」が施せません。多くの模様は「レーザー刻印」や「型押し」で描かれています。
- メンテナンス:硬すぎてサイズ直しや修理ができないため、基本的に「使い捨て」となります。
- 素材の定義:貴金属ではないため、資産価値が低めです。
「本物」のハワイアンジュエリーの定義

では、本物のハワイアンジュエリーとは何なのでしょうか?
実は、ハワイアンジュエリーには「ここからが本物」という法的な決まりはありません。
しかし、一般的には以下の4つの条件を挙げられることが多いです。
一般的なハワイアンジュエリーの4つの定義
- デザイン:ハワイのモチーフが施されている
- 製法:鍛造(たんぞう)製法で作られ、職人が模様を手彫りしている
- 製産地:メイドインハワイである
- 素材:K14ゴールドで作られている
これらが条件とされているのは、次のような背景があります。
ハワイアンジュエリーは「お守り」としての役目がある
ハワイアンジュエリーには、キラキラとした美しさだけではなく、身につける人を災いから守り、幸運を運んでくれる「お守り」としての役目があることをご存知でしょうか。
ハワイには古くから「マナ(精霊や生命力)」という考え方が根付いています。
寄せては返す波や、香り高い花々。ハワイアンジュエリーに刻まれた自然のモチーフには、この「マナ」が宿り、身につける人に幸運をもたらすと信じられてきました。
こういった理由から、「ハワイのモチーフを刻むこと」「パワースポットでもあるハワイの大地で生まれること」そして心を込めて「人の手で作る」ことが、ハワイアンジュエリーにとって大きな意味があるんですね。
ハワイアンジュエリーとは?魅力とモチーフの意味、身につけ方で変わる効果
「世代を超えて受け継げる」ことが、ハワイアンジュエリーの魂
そしてもう一つ、大切にされているのが「世代を超えて受け継げること」です。
実は、ハワイアンジュエリーの正式名称は、ハワイアン・エアルーム・ジュエリー(Hawaiian Heirloom Jewelry)。「代々受け継がれる家宝」を意味します。
祖母から母、母から娘へと、ハワイアンジュエリーは世代を跨いで継承され、家宝として大切にされてきた慣習があります。
「使い捨て」で終わらない、10年後、50年後も使い続けられる「ジュエリー」であること。
そのためには、何度でも輝きを取り戻し、お直しもできる「ゴールド」や「シルバー」といった貴金属であることが大切なんですね。
ゴールドのなかでも、K14がよくハワイアンジュエリーの条件に挙げられるのは、硬さがちょうど良く、職人が繊細な模様を深く美しく刻み込むのに適しているからなんです。ただし、これはあくまでK14ゴールドが手彫りに適しているというだけで、K18、K10ゴールドのハワイアンジュエリーを否定するわけではありません。世代を超えて受け継ぐことができる素材であれば、立派なハワイアンジュエリーであると、わたしたちは考えています。

わたしたちMaxiでは、こうしたハワイアンジュエリーの背景を大切にし、ハワイに自社工房と本店を構え、現地職人による手彫りの製法にこだわったハワイアンジュエリーをお作りしています。
Maxiのハワイアンジュエリー製作風景は、下記のページで公開中です。興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。
ABOUT Maxi | ハワイアンジュエリー Maxi オフィシャルサイト
ハワイアンジュエリーが未来へ贈る、2つの「資産」
ここまで、ハワイアンジュエリーに込められた想いや、本物の定義についてお話ししてきました。とはいえ、職人が手彫りで仕上げ、素材にもこだわる本物のハワイアンジュエリーは、決してお安いお買い物ではありません…。
「魅力的なのは分かるけれど、やっぱり高くてなかなか手が出ない…」という方も多いと思います。
ここでは、一時的な「消費」ではなく、未来のあなたや家族に残せる大切な「資産」になってくれる、そんなハワイアンジュエリーの持つ、2つのメリットをご紹介します。
時代を超える「価値ある資産」として

ひとつめは、素材そのものが持つ「価値」です。お洋服やバッグは、どうしても使えば使うほど古くなってしまいますが、ゴールドやプラチナといった貴金属は違います。たとえデザインが古くなっても、素材そのものの価値がなくなることはないんです。近年では金の価値も上がり続けていますよね。不安定な時代だからこそ、「身につけられる資産」を持っているということは、ちょっとした安心感にもつながるかもしれません。
家族の物語を紡ぐ「心の資産」として

そしてもうひとつ、何より大切にしたいのが「想い」という資産です。あなたが大切にしてきたジュエリーを磨き直して、いつかお子様やお孫様に手渡す日。それはただモノをあげるだけでなく、あなたの「愛」や「家族の物語」を手渡す特別な瞬間になるはずです。
10年後、鏡を見て「やっぱりこれを選んでよかった」と微笑むあなた。そして50年後、その輝きを受け継いでくれる誰か。そんなふうに、時間とともに思い出という価値が増していくのが、本物のハワイアンジュエリーの素敵なところなんです。
おわりに
ここまで、「使い捨て」になってしまうものと、ずっと大切にできる「一生モノ」の違いについて、少し長めにお話しさせていただきました。
もちろん、その日のファッションや気分に合わせて、手軽なアクセサリーを付け替えて楽しむのも、とっても素敵なことです。
でも、もし今のあなたが、ふと
「そろそろ、人生のお守りになるような、特別なひとつが欲しいな」
「いつか子供に譲れるような、確かなものを持ちたいな」
そんなふうに感じているのなら。
ぜひその時は、デザインの可愛さだけでなく、「どんな素材で」「どんな背景で作られているのか」にも、少しだけ想いを巡らせて選んでみてください。
それがきっと、あなたの人生に寄り添い、あなただけの物語を刻んでいく、運命のハワイアンジュエリーとの出会いになるはずです。


