ジュエリーのサイズ選びを失敗しないために! 測り方と選ぶコツ
ジュエリーを購入するときに、一番悩むのがサイズ選びではないでしょうか?
ネットでお気に入りのハワイアンジュエリーを見つけて注文したものの「サイズが合わなかった…」という失敗談は少なくありません。大切な人へのサプライズプレゼントでサイズ違いだったら、なおさらショックですよね。
そんな失敗を防ぐために、この記事では、指輪・ネックレス・ブレスレット・バングル・アンクレットの5つのアイテム別に、失敗しないサイズ選びのコツをご紹介します。
自分にぴったりのアイテムを見つけて、ハワイの風を感じるジュエリーライフを満喫しましょう!
目次
指輪のサイズ(号数)の選び方
まずは指の太さを測ろう!
指輪選びの第一歩は、正確な指のサイズを知ること。測り方にはいくつか方法があります。
- リングゲージを使う: ジュエリーショップなら、専用のリングゲージで正確に測定できるので一番確実です
- サイズ棒を使用する: すでに持っている指輪のサイズを知りたい時に便利
- メジャーや紙テープや糸で測る: 自宅でも簡単に測定可能
一番確実なのは、やはりジュエリーショップでの計測。プロの目で見てもらえるうえ、実際にサンプルを試着して着け心地も確認できるから安心です。自分で測る場合は、小さな誤差が大きな違いになることも。慎重に計測しましょう。
詳しい測り方については、「指輪のサイズの平均は?指輪のサイズを間違えない方法と測り方もご紹介」をチェックしてみてください。
「ゆるめ」「きつめ」どちらに合わせる?
同じ号数の指輪でも、デザイン(幅や厚み、形状)によって着け心地は大きく変わります。また、身につけるシチュエーションによっても適切なサイズは異なるもの。自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
「ゆるめ」を選ぶといいタイプ
- 5mm以上の幅広リング
- サイズ直しが難しいリング
- デザインが均一に施されているリング
- むくみやすい人、太りやすい人
- 力仕事、水仕事、スポーツをする人
- 日常的に指輪をつけ外すことが多い人
「ゆるめ」サイズの指輪は、くるくると回ってしまうことがあります。そのため、ミル打ちや彫りが全周にあるデザインやフルエタニティリングなど、デザインが均一なものがおすすめ。
幅が広いリングほど窮屈に感じるため、5mm以上のリングはワンサイズ大きめを検討するとよいでしょう。
ハワイアンジュエリーは特に手彫りのデザインが多く、リング幅が太めのものが多いため、通常のリングサイズよりも気持ち大きめを選ぶと◎。
サイズ直しが難しいリングも「ゆるめ」を選んでおけば、後々きつくなって身に着けられなくなるリスクを減らせます。
また、日常的に指輪の着け外しが多い方にも「ゆるめ」がおすすめ。特に力仕事や器具をしっかり握るスポーツをする方は、指輪の変形を防ぐために着脱しやすいものがおすすめです。水仕事や汗をかく仕事の方も、指輪の内側に雑菌がたまりやすいため、「ゆるめ」サイズで仕事中は外すようにするのがベター。
「ゆるめ」の指輪の注意点
- 抜けやすく、失くしやすいので特に水回りでの紛失に注意が必要
- 手を振って抜けるようならそれは「ゆるすぎ」なので要注意!
「きつめ」を選ぶといいタイプ
- V字やセンターに石が飾られている指輪など、正面があるデザイン
- 細身のリング
- 一周繋がっていない、間の空いた形状のリング
- むくみにくい人、太りにくい体質の人
- 指の形がAラインの人(指先が細く、根元が太い)
- 関節が太くて根元が細い人
V字のフォルムやセンターストーンが飾られているなど、正面デザインのあるリングは、くるくると回ると気になるため、やや「きつめ」がおすすめです。
指輪が入らなくなったり、外れなくならないか不安という方は、内甲丸(指輪の内側の角をとり、丸みをつける加工)が施されているものがおすすめ。「きつめ」の指輪でも付け外ししやすくなり、着け心地もよくなりますよ。
「きつめ」の指輪の注意点
- 着けっぱなしで外れなくならないように注意を
- たまには外してメンテナンスを兼ねて、指輪と指の具合を確認しましょう
- 指の肉が乗ってしまったり、圧迫感が強いときは「きつすぎ」なので要注意!
当店で取り扱っているハワイアンジュエリーのリングはこちらからチェックできます。
ネックレスの長さの選び方
ネックレスは、長さによってペンダントの印象や全体のコーディネートが大きく変わります。自分の好みやスタイルに合わせて、理想の長さを見つけましょう。
ネックレスの長さには、5種類ある
ネックレスの長さは一般的に以下の5種類に分類されます。
- チョーカー(35〜40cm)
- プリンセス(40〜45cm)
- マチネ(50〜60cm)
- オペラ(70〜80cm)
- ロープ(100〜120cm)
それぞれの長さの詳細については、「チェーンの長さが選べる、ハワイアンジュエリーのペンダント・ネックレスの楽しみ方とは」をご覧ください。
TPO、服装、体型を考慮して選ぶと◎
ネックレスの長さは、好きな服装や、なりたいスタイル、自分の体型、身につけるシチュエーションによって適するものが変わってきます。理想に近いものを選ぶためには、これらの要素を事前に考えておくと◎
短めのネックレスが向いているタイプ
- 首が細い、または長めの方
- 面長の方
- 華奢で若々しい印象を与えたいとき
長めのネックレスが向いているタイプ
- 首が太い、または短めの方
- 丸顔の方
- 大人っぽく、上品な印象を与えたいとき
- オーバーサイズでカジュアルなこなれ感を出したいとき
迷ったら、女性は40〜45cm、男性は50cmがおすすめです。この長さなら、様々なスタイルに合わせやすいでしょう。
糸を使ってイメージしよう!
実際に糸や紐を首に巻いてイメージすると、ネックレスの長さを具体的にイメージしやすくなります。ペンダントがある場合は、重みで少し下がることも考慮して、やや短めの長さを選ぶとバランスが良くなるでしょう。
手持ちにペンダントトップがある場合は、糸に通してどのくらい下がるかシミュレーションしてみましょう。ペンダントトップがない場合は指輪や5円玉を代用するか、指で下に引っ張り、糸をピンと張ることで位置を確認してみてくださいね。
ブレスレットのサイズの選び方
ブレスレットのサイズ選びは、快適な着け心地を左右する重要なポイント。短すぎると着けづらく、切れやすくなります。逆に長すぎると邪魔になったり、引っ掛かったり、落として紛失するリスクも。自分にぴったりのサイズを見つけましょう。
まずは手首の太さを測ろう!
用意するもの
- 柔らかいメジャー(巻き尺)
- セロハンテープまたはマスキングテープ
紙や紐を巻き付けてペンで印をつける方法は誤差が出やすいため、正確なサイズを知りたい場合は柔らかいメジャーの使用をおすすめします。
測る位置
手のひら側でみる場合は、小指からまっすぐ肘(ひじ)に向かう途中の、手首の出っ張っている骨(豆状骨)を探しましょう。測る位置は、この豆状骨のさらに1cmほど肘に向かった、腕の一番細い位置になります。
手の甲側でみる場合は、”手のくるぶし”と呼ばれる尺骨頭(小指側の突起している骨)から1cmほど指先側に向かった位置を測るのがおすすめです。
測り方
- 測る位置にメジャーのメモリ「0」を置く
- セロハンテープまたはマスキングテープで固定する
- メジャーを一周させてサイズを測る(メジャーは引っ張らずに、たるみがない程度にフィットさせて正確に測りましょう)
計測時の注意点
むくんでいる時(起きてすぐや飲酒後など)の計測は避け、時間をおいて日中に複数回測るのがおすすめです。
「ぴったり」「ゆったり」どちらがいいの?
ブレスレットはゆとりの持たせ方で、フィット感だけでなく、与える印象や使い勝手も変わります。ここでは4つのフィット感をご紹介します。自分の理想のスタイルに合わせて選びましょう。
ジャストフィット(手首周り+1cm)
- ブレスレットが動きにくく、位置が固定されやすい
- ワンポイントデザインや形状がしっかりしたブレスレット向き
- 留め具が小さいと装着が難しい場合がある
毎日コーデ向き(手首周り+1.5cm)
- 締め付け感がなく、ほど良いゆとりがある
- 縦にずれにくく、着け慣れていない人にもおすすめ
優雅に見せるなら(手首周り+2cm)
- ブレスレットが手の甲にかかり、手首を華奢に見せる効果
- シンプルなチェーンブレスレットで上品な印象に
特別な日には(手首周り+3cm)
- ゆったりとしていて、腕の動きに合わせて揺れる
- 装着しやすいが、引っ掛けやすいので特別な日向き
当店のブレスレット・バングル一覧はこちらからご覧いただけます。
バングルのサイズの選び方
バングルには2種類ある!
バングルには「オープンバングル」と「クローズドバングル」の2種類があり、付け方やサイズの測り方が異なります。
オープンバングル(切れ目がある、C型)
- バングルの開口部を手首に押し当て、回すように装着する
- 装着の手軽さが魅力
- 腕時計を付ける位置(手首の一番細い箇所)に嵌める
- 押し当てる箇所は痛くない程度にきつめが良い(ゆるいと落としてしまう可能性がある)
- 腕を下ろした時に手首位置にくるくらいのゆとりが目安
クローズドバングル(切れ目がない)
- 指先からバングルを通して、手の甲を通り、手首まで下げる付け方
- 手のひらをすぼめたときに一番太い部分をギリギリ通るサイズがベスト
どちらのバングルも、大きすぎると手首でブカブカして邪魔になり、小さすぎると着脱時に負担がかかって金属疲労で折れる危険も。自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。
オープンバングルのサイズ選びについて
オープンバングルには、
- 内周:腕に接するバングルの内側の長さ(開口部は含まない)
- 外周:腕に接しないバングルの外側の長さ(開口部は含まない)
- 開口部:バングルの入り口部分、着脱を行う箇所
という3つのサイズ要素があります。
「内周+開口部=手首の太さ」を目安としてサイズを選ぶのが一般的です。
当店Maxi(マキシ)では外周でのサイズ表記なので注意!
私たちハワイアンジュエリーブランドのMaxiでは、管理上の都合により、バングルのサイズ表記を
- 外周のみ(開口部を含まない)
- cmではなくインチ(inch)単位
で行っています。
開口部については、すべてのアイテムで1インチ(約2.5cm)です。
一般的に、「外周 = 内周 + 1インチ」のため、Maxiでサイズを選ぶ際は、
手首の太さ ≒ 外周(商品サイズ)
を目安にしてください。
手首サイズ別|Maxiのオープンバングル対応サイズ換算表(cm → inch)
手首の太さ (cm) |
手首の太さ (inch) |
推奨サイズ (Maxi外周) |
---|---|---|
14.0 cm | 5.5 | 5.5 inch |
14.5 cm | 5.7 | 5.5 inch |
15.0 cm | 5.9 | 6.0 inch |
15.5 cm | 6.1 | 6.0 inch |
16.0 cm | 6.3 | 6.5 inch |
16.5 cm | 6.5 | 6.5 inch |
17.0 cm | 6.7 | 6.5 inch |
17.5 cm | 6.9 | 7.0 inch |
18.0 cm | 7.1 | 7.0 inch |
18.5 cm | 7.3 | 7.5 inch |
19.0 cm | 7.5 | 7.5 inch |
19.5 cm | 7.7 | 7.5 inch |
20.0 cm | 7.9 | 8.0 inch |
※「cm ÷ 2.54」でインチに変換することができます。
※実際にスタッフが着用した経験をもとに、「ややぴったりめ」な装着感を基準にしています。
※装着感には個人差があるため、あくまで目安としてご参照ください。迷った場合や、着脱のしやすさを重視したい方には、手首の太さ+0.5cmのゆとりを目安にお選びいただくと安心です。
手首の太さの測り方については、「ブレスレットサイズの選び方」で説明した方法をご覧ください。
オープンバングルの付け方について
- バングルの開口部の先端を、手首内側の中心のやわらかい部分(骨のない箇所)に押し当てる
- 押し当てた部分を軸に、手首のラインに沿わせてバングルを回しながら滑らせる
- 手首に入ったら、バングルを回転させて正面の位置を整えて、手首にフィットするように調整
オープンバングルを外すときは?:
- 付けたときと同様に、手首内側のやわらかい部分に開口部の先端を押し当てる
- 手首の細い側面から、少しずつやさしく外す
NGな付け方例:
- 上から力任せに押し込む(変形・破損の原因)
- 開口部を無理に広げる・閉じる(金属疲労につながる)
ポイント:
- バングルの装着は“回しながらすべらせる”イメージで!
- 強く引っ張らず、やさしくフィットさせてください。
- 慣れるとスムーズに装着できるようになります。
クローズドバングルのサイズ選びについて
クローズドバングルは、手先からバングルを装着するため、手のひらをすぼめたときに最も厚くなる部分の長さを測る必要があります。
手の周囲の長さを測ろう!
用意するもの
- 柔らかいメジャー(巻き尺)
- セロハンテープまたはマスキングテープ
測り方
- 手の甲を上にして伸ばす。
- 中指の付け根の真下、指を曲げた時に出っ張る骨のあたり(手の甲の中央あたり)にメジャーの0のメモリを合わせて、セロハンテープで固定する。
- 親指と小指をくっつけるようにして、指先からバングルを入れるイメージで、手をすぼめる。
- 手をすぼめた状態のまま、手の横幅が最も広い部分をメジャーで一周測る。
計測時のポイント
- バングルをはめることを想像しながら、手をしっかりすぼめましょう。
- メジャーは引っ張らずに、たるみがない程度にフィットさせて正確に測りましょう。
手の周囲の長さに合ったサイズを選ぼう
クローズドバングルは、大きすぎると抜けやすくなり、紛失のリスクが高まるため、ギリギリ手を通過できる程度のややキツめサイズがおすすめです。
- 楕円形のクローズドバングルの場合:手の周囲の長さから2cm~5cm小さい内周のもの
(例:手の周囲が19.2cmなら、バングルの内周は約16.7cm~17.2cm)
- 真円形のクローズドバングルの場合:手の周囲の長さから1cm~5cm小さい内周のもの
(例:手の周囲が21.8cmなら、バングルの内周は約20.3cm~20.8cm)
※上記の数値は一般的なクローズドバングルの目安です。Maxiのクローズドタイプのバングルは、現在直営店のみでの販売となっております(バングルのサイズはすべて外周inch表記のためご注意ください)。
クローズドバングルの着脱にはビニール袋を使おう!
クローズドバングルがうまく付け外しできないときは、レジ袋などの滑りの良いビニール袋を使ってみましょう。
ビニール袋を手に被せて、バングルをビニールの上に滑らせることで、スムーズな付け外しができますよ。
注意点
- バングル装着前に、指輪を外す
- 手をすぼめた時、最も手の厚みがある部分とバングルの楕円の長い部分を合わせて着用する
- 素肌の上を強引に移動させない
- 関節を無理な方向に曲げない
- 強引に付けたり外すと、バングルが歪んだり、折れるため注意
サイズが合わなかった時は、購入店に相談してみよう
開口部を広げたり狭くしたりしてサイズ調整が可能な場合があります。ただし、自分で無理に調整すると変形や破損の可能性があるため推奨できません。購入店でのお直しをおすすめします(デザインによっては不可の場合もあります)。
当店のブレスレット・バングル一覧はこちらからご覧いただけます。
アンクレットのサイズの選び方
まずは足首の太さを測ろう!
用意するもの
- 柔らかいメジャー(巻き尺)
- セロハンテープまたはマスキングテープ
紙や紐を巻き付けてペンで印をつける方法は誤差が出やすいため、正確なサイズを知りたい場合は必ず柔らかいメジャーを使用しましょう。
測り方
- 裸足になり、立った状態で、足の裏を完全に地面につけて、全体重をかける。
- つま先を上げたり、かかとを上げたりしない状態で測定する。
- くるぶしの真上にメジャーの0メモリを当て、セロハンテープで固定する(くるぶしより下や、他の位置に合わせると、適切なサイズが測れません)
- メジャーを足首に一周させて、ミリ単位で測る。
- メジャーは引っ張らずに、たるみがない程度にフィットさせて正確に測りましょう。
計測時の注意点
むくんでいる時(起きてすぐや飲酒後など)の計測は避け、時間をおいて日中に複数回測るのがおすすめです。
ジャストサイズは、足首の太さ+1cm!
くるぶしの上で綺麗に止まるジャストサイズは、足首の太さに1cmプラスしたサイズです。くるぶしの下でゆったりと着けるなら、足首の太さに2〜3cmほどプラスすると良いでしょう。
足首の太さにぴったりすぎると、かかとやつま先を上げた時にアンクレットに負荷がかかり、切れてしまう可能性があるので注意。履く靴(サンダル、スニーカー)によっても適した長さが変わってくるので、自分の理想のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
長さ調整可能なアンクレットも多く販売されているので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
サイズ調整サービスについて
ハワイアンジュエリーブランドのMaxi(マキシ)では、お客様により快適にジュエリーをお楽しみいただけるよう、有料にてリングのサイズ直しや、ネックレスやブレスレットの長さ調整(カット)サービスを承っております。
ご購入後でも、ライフスタイルの変化や着け心地に合わせてサイズ調整が可能です。
なお、デザインや素材の特性により、サイズ調整が対応できない商品もございますので、詳しくは商品ページの表記をご確認いただくか、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。
最後に
この記事では、リング、ネックレス、ブレスレット、バングル、アンクレットと、5つのアクセサリーのサイズ選びのコツをご紹介しました。
ご紹介したポイントを参考に、ぴったりとフィットするジュエリーを見つけていただけたら嬉しいです。