ピアスの開け方・アフターケア|ファーストピアスから安定後まで徹底解説
「ピアスを開けてみたいけど、ちょっと不安…」
「せっかく開けたピアスホール、トラブルなく綺麗に保ちたい!」
そう思っている方はいませんか?
ピアスはオシャレの幅を広げてくれる素敵なアイテムですが、金属アレルギーなどの皮膚トラブルや、開ける時の痛みが気になるなど、ちょっぴり不安な気持ちもありますよね。
今回は、そんな不安を解消して、安心してピアスを楽しめるように、ピアスの開け方からピアスホールの正しいケア方法、トラブルを防ぐためのポイントまで、徹底的に解説していきます!
ぜひ最後まで読んで、あなただけの輝きを見つけてくださいね!
目次
- ピアスを開ける前に知っておきたいこと
- ピアスの開け方|3つの方法とそれぞれの特徴
- ピアスを開けた後のケア|トラブルを防ぎ、美しいホールを保つ
- ピアスをつけ替える時期|ファーストピアス・セカンドピアス・完成後
- ピアスホールが安定したら|ハワイアンジュエリーを身に着けよう
- まとめ
ピアスを開ける前に知っておきたいこと
ピアスを開ける時期 ベストタイミングは?
ピアスって、いつでも開けられると思いがちですよね?
でも、実は、ケアのことを考えると、ピアスを開けるのに適した時期があるんです。
それは、
「 最低1ヶ月間、ファーストピアスを外さずにいられる期間(できれば秋冬) 」です!
最低1ヶ月はファーストピアスをつける必要がある
開けたばかりのピアスホール(ピアスの穴)は傷口と同じ状態。なにもしなければすぐに塞がってしまいます。
穴が塞がらないようにするには、約1ヶ月のあいだ、お風呂や寝るときも外さずに、ファーストピアス(最初のピアス)を24時間装着する必要があるんです。ホールの安定具合には個人差があるので、場合によってはさらに延びる可能性も。
すぐにはピアスの付け替えや取り外しができませんので、就活や美容室など、ピアスを外さなければならない予定がないか、事前に確認しておきましょう。
学校や職場でピアスが禁止されている場合は、長期休暇を利用して開けることをおすすめします。
なぜ秋冬がベスト?
ピアスを開けるときに気をつけたいのが「金属アレルギー」と「細菌感染」です。
金属アレルギーは汗をかくことでリスクが高まり、細菌感染は海やプールに浸かったり、ピアスホールを不衛生にしていると感染する恐れがあります。そのため、夏場は避けたほうがベター。
しっかりケアすれば夏でも問題ありませんが、皮膚トラブルが心配な方は、衛生面でも安全な秋冬シーズンがおすすめです。
ファーストピアス選びは超重要!
ファーストピアスは、ピアスホールが安定するまでつける、とっても大切なピアス。
粗悪なものを使うと、金属アレルギーや化膿の原因になることも。
そこで、ファーストピアスを選ぶ際の基準をまとめました!
素材
純チタン、サージカルステンレスなど、医療器具にも使われる安全性の高い素材を選びましょう。
逆に、ニッケル、コバルト、クロムなどの素材は、金属アレルギーを起こしやすいので避けましょう。
太さ
16G(約1.2mm)がおすすめです。細すぎると、セカンドピアスを付けるときに穴が小さすぎて入りにくくなることがあります。
長さ
8mm以上あると、耳たぶが腫れた時にも圧迫せずに安心です。
タイプ
ボールピアスのように、引っかかりにくいシンプルなデザインがおすすめです。
ピアスの位置、どこにする?
ピアスを開ける場所は、とても重要!
一度開けてしまうと、綺麗に塞ぐことは難しいので、よく考えてから決めるようにしましょう。
初めてピアスを開ける方には、耳たぶがおすすめです。
耳たぶに開ける場合の目安は、以下の通りです。
1つ穴の場合
耳たぶの中央より少し下(下端から5mm以上離す)
耳たぶの下端ギリギリに開けると、重いピアスを付けたときに、耳たぶが裂けてしまう可能性があるので、少し余裕を持たせましょう。
2つ穴以上の場合
最初に開ける穴は、耳たぶ中央より少し顔に近い内側にすると、バランスが取りやすいです。
2つ目以降は、穴と穴の間隔を1cm程度あけ、少し斜めに並べると綺麗に見えますよ。
痛みが心配…
「ピアスを開ける時、痛い?」
そう心配になる気持ち、よくわかります!
痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的には、「チクッとする程度」と言われています。
痛みに弱い方は、以下の方法を試してみてください。
睡眠をしっかりとる
体調が良い時に開けるのがおすすめです。
市販の痛み止めを飲む
ロキソニンやイブなど、市販の痛み止めを飲むのも一つの手です。
病院で麻酔を使う
病院によっては、麻酔をしてピアスを開けてくれるところもあります。痛みがどうしても苦手な方は、検討してみましょう。
ピアスの開け方 | 3つの方法とそれぞれの特徴
ピアスを開ける方法は、主に3つあります。
それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分に合った方法を選びましょう。
1. 病院・医療機関で開ける(皮膚科・耳鼻咽喉科・整形外科・美容外科など)
メリット
- 医師が医療行為としてピアスを開けてくれるので、安心・安全です。
- 消毒やアフターケアも徹底しているので、トラブルが起こりにくいです。
- 麻酔も使用可能。
- 万が一トラブルが起きた場合でも、すぐに適切な処置を受けることができます。
デメリット
費用が他の方法に比べて高めです(5,000円前後)。
2. ピアススタジオで開ける
メリット
- 軟骨ピアスなど、さまざまな箇所にも対応。
- ピアス開けに慣れた専門スタッフが対応してくれます。
デメリット
- 万が一トラブルが起きた場合、病院のような医療処置を受けることはできません。
3. 自分で開ける(セルフピアッシング)
メリット
- 自分の好きなタイミングで、気軽にピアスを開けることができます。
デメリット
- 消毒が不十分だと、感染症のリスクがあります。
- 痛みや出血が起こる可能性があります。
ピアッサーを使ってセルフで開ける手順
ピアッシングには「ピアッサー」と「ニードル」という2種類の方法がありますが、初めての方は扱いやすいピアッサーがおすすめです。ピアッサーは2,000円前後と手頃な価格で、穴を開けると同時にファーストピアスがセットされる便利な器具です。
準備するもの
ピアッサー:清潔な新品を使用
マーキングペン:開ける位置を決めるため
消毒液:医療用のものを推奨
コットンや綿棒:清潔なものを使用
鏡:2つあると位置決めがしやすい
手順
- 手を洗い、消毒する
- 耳たぶを消毒し、開けたい位置にマーキングペンで印をつける
- ピアッサーを耳たぶに挟む
- 鏡を見ながら、ピアッサーの針先を印に合わせる
- ピアッサーを一気に押し込む
- ファーストピアスのキャッチがしっかりとまったことを確認して、ピアッサーを外す
注意点
- 手をしっかりと消毒しましょう。
- ピアッサーを最後までしっかりと押し込みましょう。
- 角度がずれないように、慎重に行いましょう。
ピアスを開けた後のケア | トラブルを防ぎ、美しいホールを保つ
ピアスホールは、開けた直後は傷と同じでデリケートな状態です。
また、ピアスと耳たぶの間には、汗や汚れが溜まりやすく、ケアを怠ると化膿したり、ニオイの原因になることも。
正しいケアをして、トラブルを防ぎましょう。
ピアスを開けた当日の注意点
- ピアスホールを触らない、動かさないようにしましょう。
- 消毒液の使いすぎは、かえって傷の治りを遅くしてしまうので、1日1回程度にとどめましょう。
- 入浴時は、耳たぶをシャワーで洗い流す程度にとどめ、浴槽にはつけないようにしましょう。
- 衣服などにピアスが引っかからないように注意しましょう。
毎日のケア方法
- 低刺激の石鹸をよく泡立て、ピアスの前後に泡を乗せます。
- ピアスに触れないように、泡で優しく洗います。
- シャワーで泡をしっかりと洗い流します。
- 清潔なタオルで、優しく水分を拭き取ります。
ポイント
- 石鹸は低刺激のものを選びましょう。
- 洗い残しがあると、雑菌が繁殖する原因になるので、しっかりと洗い流しましょう。
- ピアスホールをこすらないように、優しく洗いましょう。
やりがちなNG行為
樹脂ピアスをつけっぱなしにする
樹脂ピアスは、雑菌が繁殖しやすく、皮膚との癒着の原因にもなるので、ファーストピアスには向きません。
ピアスホールを触る
手には雑菌がたくさん付いているので、触ると化膿の原因になります。
海やプール、銭湯に行く
雑菌が多い場所は、ピアスホールが安定するまで避けましょう。
消毒液を使いすぎる
消毒液は刺激が強すぎるため、使いすぎると傷の治りが遅くなります。
トラブル対策と応急処置
ピアスホールが化膿してしまったら
- シャワーできれいに膿を洗い流します。
- 清潔なガーゼやティッシュで優しくふき取ります。
- むやみに消毒液は使わないこと(消毒液は傷の修復に必要な菌まで殺菌してしまい、治りが遅くなることも)。
以下の場合は、すぐに医師に相談しましょう
- 強い痛みが続く
- 腫れが引かない
- 赤みが広がる
- 熱を持っている
ピアスホール関連のトラブルには、皮膚科・耳鼻咽喉科・美容外科・形成外科などが対応してくれます。ただし、中にはピアスホールの施術をしてくれないところもあるので、受診の際は事前に医療機関へ確認をとりましょう。
ピアスホールのケアに役立つアイテム
消毒用ジェル
消毒液は刺激が強すぎるため、ピアス専用の消毒ジェルがおすすめです。綿棒やコットンで優しく塗布しましょう。
ピアフロス
ピアフロスは、ピアスホール専用のお掃除アイテムです。細長い棒に消毒液をつけて、ピアスホールに通して汚れを落とします。
ピアスをつけ替える時期 | ファーストピアス・セカンドピアス・完成後
ファーストピアスは、いつまでつけるの?
ファーストピアスは、最低でも1ヶ月はつけっぱなしにしましょう。
1ヶ月ほど経ち、ピアスを動かしても痛みがなく、膿や出血がなくなったら、ピアスホールが安定してきた証拠。ファーストピアスを外してもいい合図です。個人差がありますので、不安な場合は、もう少し長くつけていてもOKです。
もし待ちきれずにファーストピアスを外し、他のピアスに付け替えてしまったら?
せっかく開けたホールが塞がってしまったり、化膿や痛み、金属アレルギーなどのトラブルが発生してしまう恐れがあるので要注意。
のちのち長く安心してピアスを楽しむためにも、ファーストピアスはしっかり着けましょう!
セカンドピアスについて
ファーストピアスを外したら、いよいよセカンドピアスの出番です。
この頃のピアスホールは薄い皮が再生したばかりで、まだデリケートな状態。セカンドピアスは、この繊細なホールを完全に安定させることが主目的なため、頻繁な着け替えは避け、約1ヶ月はできるだけ同じピアスを装着しましょう。
ファーストピアスと同じく、皮膚トラブルの少ない素材、軸の太さ、形状がおすすめです。
穴が伸びたり傷つく恐れがあるため、重いピアスやフックタイプはまだ避けてくださいね!
セカンドピアスが外せるようになるまで、個人差がありますが、約1ヶ月〜数ヶ月かかります。
ピアスホール完成後
セカンドピアスをつけていて、痛みや違和感がなくなったら、ついにピアスホール完成です!
ここからは待ちに待った自分の好みのデザインを楽しめます!
最初は小ぶりなピアスから始めるのがおすすめ。
サイズの大きなピアスや重たいピアスは、ホールに負担をかける可能性があるので、少しずつ慣らしていきましょう。
ピアスホールが安定したら | ハワイアンジュエリーを身に着けよう
ピアスホールが安定したら、いよいよお気に入りのピアスを身につけて、おしゃれを楽しみましょう!
ハワイアンジュエリーブランドのMaxi(マキシ)では、さまざまなデザインのピアスを取り扱っています。
繊細な彫り模様が美しく、身に着けるだけで気分が上がるハワイアンジュエリー。サーフボードや太陽、クジラの尾、ハートや星など、たくさんのモチーフがあり、その一つ一つに素敵な意味が込められ、お守りとしての効果も。
お気に入りのハワイアンジュエリーのピアスを見つけて、あなただけのスタイルを演出してくださいね。
まとめ
今回は、ピアスの開け方からケア方法、ハワイアンジュエリーの楽しみ方まで、詳しく解説しました。
初めてのピアスは不安かもしれませんが、正しい知識を持って、安全にピアスを楽しんでくださいね。
この記事が、あなたのピアスライフをより豊かなものにするお役に立てれば嬉しいです!
覚えておきたいポイント
- 開ける時期は汗の少ない秋冬がベスト
- 1ヶ月はつけっぱなしを覚悟
- こまめなケアを忘れずに
- 少しでも違和感があれば早めに対処
シーン別におすすめのピアスや、ピアスのコーディネート方法については「ピアスの種類と選び方完全ガイド|デザイン・付け方・コーディネート術」の記事をご覧ください。