チェーンの長さが選べる、ハワイアンジュエリーのペンダント・ネックレスの楽しみ方とは
顔周りを華やかに演出してくれるネックレスは、ハワアンジュエリーMaxi(マキシ)でも人気のアイテム。お洋服や髪型とのコーディネートが楽しくなるだけではなく、胸元を飾るネックレスはお守りのように毎日肌身離さず身に着けるのにピッタリです。
また、指輪のようにサイズを気にする必要がないので、プレゼントとして選ぶ方も多く、家族や大切な人から贈られたこともあるかもしれませんね。
日本では、モチーフとなるチャームやストーンがチェーンと一体になったものが多く見られますが、ハワインアンジュエリーでは、ペンダントトップにお好みのチェーンを合わせて楽しむのが一般的です。
ハワイアンジュエリーは職人たちの手作りで精緻に仕上げられる逸品。母から娘、さらに孫へと代々受け継がれていくものであり、さらに自分のパーソナルなアイテム、例えばネーム入りのバー型のトップやハワイアンジュエリーMaxi(マキシ)でも定番人気のイニシャルトップ、またはラッキーモチーフトップなどをプラスして、お好きな長さのチェーンに通して楽しみます。
今回は、ハワイアンジュエリーのペンダント・ネックレスをお洒落に楽しむために、チェーンの長さの選び方や、バランス良く見えるポイントなどをご紹介していきます。
ネックレスとは?
ネックレスとは、小さめのビーズが多数連なるように繋げて作った装飾品のことを指します。日本語では頸飾(けいしょく)、つまり首を飾るのも(首かざり)、首の装飾品のことで、英語の「necklace」の語源は「neck(首)lace(紐)」だと言われています。
さらに、大きめのペンダントトップビーズ(ペンダントトップ)が胸元に下がるように紐で結んだ装飾品をペンダント、ペンダントトップとネックレスを組み合わせたペンダント・ネックレス、紐状で留め具のないラリエットなどの種類がありますが、総じて首周りの装飾品をネックレスと呼ぶことが多いようです。
プレゼントとしてのネックレスの意味は?
先ほども触れたように、家族やお友だち、大切な人からネックレスをプレゼントされたことがある方、またはこれからプレゼントしたいと思っている方もいるでしょう。
ネックレスを贈る風習は古くから存在しており、ハワイでも代表的な文化としてレイがあります。
詳しくは、
「マナが宿る、歴史の中のレイのお話」
「絆を表す、マイレに込められた特別な想い」
かつては相手の無事や幸せを祈るお守りでしたが、現代では絆を深めたい、永遠に繋がっていたいという想いを込めて、ネックレスをプレゼントすることが多いようです。
男性から女性へのネックレスのプレゼントは、「ずっと一緒にいたい」「離したくない」という愛と束縛の意味があり、女性から男性へのネックレスのプレゼントにも、「あなたが大切」「私だけを見てほしい」といった束縛の気持ちが込められています。
カップルジュエリーやハワイアンジュエリーでも、ペアネックレスの人気が高い理由が分かりますね。
また、お友だちへのプレゼントには「これからも仲良く付き合っていきたい」といった友情の証の意味があり、卒業や就職で離れてしまう家族へのプレゼントには、祝福と感謝の気持ち、さらにこれからも変わらない絆を表しています。
家族や仲間たちとのコミュニティーで、お揃いのネックレスが人気なのにはこういった理由があったのですね。
ネックレスの印象が変わる、チェーンの長さの選び方とは?
お気に入りのペンダントトップに合わせて、チェーンの長さが選べるハワイアンジュエリー。その日の気分やお洋服に合わせて様々なコーディネートを楽しむことができるのが魅力ですが、いざ合わせるとなると、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、使いやすいチェーンの長さの目安と、長さによってがらりと印象が変わる例をご紹介していきます。
女性用ネックレスの長さの目安
女性用ネックレスと男性用ネックレスとでは、目安となる長さが変わってきます。
女性の場合は40cm~45cmがおすすめです。40cmは一般的なネックレスの中では一番短く、首周りに沿うぐらいの長さです。素肌にトップが乗る長さなので、首元を華奢に見せたい時におすすめです。
45cmは、40cmのチェーンから左右2.5cmずつトップが下がる長さです。Tシャツなどクルーネックの襟元からしっかりとペンダントトップが表に出る見え方なので、ハワイアンジュエリーのコーディネートにはこちらもおすすめです。
男性用ネックレスの長さの目安
男性用ネックレスの定番は50cmと言われており、ペアネックレスの男性用として販売されているものは、ほとんどがこの長さです。
また、ハワイアンジュエリーの男性用シルバーペンダントトップはボリュームがあるので、この長さがバランス良く重宝するでしょう。
ハワイアンのように体格の良い方には難しいですが、短めの40cmをシャツの隙間から覗かせるスタイルや、スリムな印象の45cmも定番化してきています。
ネックレスチェーンの長さを調整するには?
ネックレスチェーンには、長さを変える機能が付いたものもあります。
ハワイアンジュエリーMaxi(マキシ)では、40cmのネックレスチェーンには3cm短くなるところにアジャスターカンを付けているものがあるので、さらにタイトに37cmで楽しむことが出来ます。
また、50cmのネックレスチェーンには45cmのところにアジャスターカンを付けているものがあるで、こちらも付けるペンダントトップやお洋服に合わせて調節ができます。
さらに、チェーンの留める位置を自由に決めて長さを変えられる、スライドボールを使ったタイプもありますので、一つ持っているとコーディネートの幅が広がりとても重宝します。
ネックレスの長さによる種類と名前
ご紹介してきたようにネックレスには様々な長さがありますが、長さによって名前決まっているのをご存知でしょうか。
印象もだいぶ変わりますので、ネックレスチェーンを選ぶ時や、長さを調節する時に覚えておくと良いでしょう。
Choker(チョーカー) : 約35cm~40cm |
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ネックレスの中でも一番短い長さです。語源は「choke(首を絞める)」からきており、首にピッタリと巻き付く、スタイリッシュな印象の長さです。首の細さも強調できます。 |
Princess(プリンセス) : 約40cm~45cm |
40cm 女性のネックレスの標準的な長さで、この名前はお姫様がドレスに合わせて着けているような長さであることが由来しています。鎖骨と胸元の間にペンダントトップがくる長さで、華奢できちんとした印象を与えます。迷ったらこの長さを選びましょう。 |
Matinee(マチネ): 約50cm~60cm |
50cm 60cm トップが胸元までくる少し長めのサイズです。マチネはフランス語の「昼の公演」の意味で、ミュージカルや演劇など昼の社交界で女性が身に着けていたネックレスの長さに由来しています。エレガントな印象で、チェーンを少し太めにすれば、ボリュームのあるトップもバランス良く合わせられる長さです。 |
Opera(オペラ): 約70cm~80cm |
80cm トップがみぞおちあたりにくるネックレスです。ロングネックレスの部類に入り、頭から被って着けることが出来ます。昼のマチネに対し夜行われるオペラの名前で呼ばれており、ワンピースやドレスと相性の良い、上品で華やかなパーティーシーンに合う長さです。 |
Rope(ロープ): 約100cm~120cm |
ネックレスの中で最も長く、縦のラインを強調したすっきりとしたスタイルに仕上がります。パールやビーズのネックレスを選べば、二重、三重にしたり、結んでアクセントにしたりと、アレンジが楽しめる長さです。 |
顔の形に合わせた、似合うネックレスの長さとは?
顔に近い位置にくるネックレスは、着ける人の顔の形によって印象が変わります。
自分に似合う長さを知ることは、全体の印象を決める重要なポイント。ここでは、顔の形別に似合う長さを見ていきましょう。
丸顔
丸顔の人は、マチネ(約50cm~60cm)やオペラ(約70cm~80cm)など、縦のラインを強調した、すっきり見える少し長めのネックレスが似合います。短くても鎖骨を超えるくらいの長さがあると綺麗に見えます。
長さで作った縦のラインを崩さないように、合わせるトップはシンプルで華奢なデザインを選んでください。顔周りに程よい空間を作ることがポイントです。
チョーカー(約35cm~40cm)など短いネックレスを合わせる時は、着用時にV字のシルエットが生まれるデザインを選びましょう、
面長
面長の人は寂しい印象になってしまわないように、首周りにボリュームを持たせることができるチョーカー(約35cm~40cm)がおすすめです。横のラインをプラスすることで、柔らかい印象になります。
太めでボリューム感があるデザインがおすすめですが、重たい印象が苦手な方は、チョーカーとプリンセス(約40cm~45cm)を重ねて着けても素敵です。
長さのあるネックレスを合わせる時には、全体的にボリュームのある大きめの装飾が付いたデザインを選んでください。
逆三角
逆三角形顔の人には、チョーカー(約35cm~40cm)やプリンセス(約40cm~45cm)など短めのネックレスがお似合いです。横方向のラインを強調することで、シャープな印象のフェイスラインに丸い印象をプラスできます。
着用した時に、柔らかいU字になるものを選ぶと効果的です。
特にパールやシェルなどのネックレスがおすすめで、柔らかな輝きが優しい印象を与えてくれます。大粒のものを選ぶと、より曲線的なラインを強調できます。
ベース
ベース顔の人は、丸顔の人と同じくマチネ(約50cm~60cm)やオペラ(約70cm~80cm)など少し長めのネックレスがお似合いです。ネックレスの長さによって視線を縦に動かすことで、フェイスラインの骨格感を和らげる効果が得られます。
ベース顔の人は顔周りの印象がはっきりしているので、少し太めのネックレスを選んでバランスをとりましょう。短いネックレスを着けたい時には、着用時にV字のシルエットになるものを選んで、すっきりした印象をプラスしてください。
チェーンの長さが選べる、ハワイアンジュエリーのペンダント・ネックレスの楽しみ方について、いかがでしたでしょうか。
譲り受けた大切なペンダントトップや記念に奮発したお気に入りのペンダントトップなど、数が増えても引き出しにしまうことなく、一緒に合わせたりチェーンの長さを変えて重ねて着けたりできるのが、ハワイアンジュエリーの最大の魅力。
いつもとは違うスタイルでネックレスを楽しみたい時や、プレゼントを探して迷っている時にも、ぜひ参考にしてみてください。